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はじめに
Leica Q3は新たにバッテリーとしてBP-SCL6を採用し、Leica Q2より大容量化しています。(Leica Q3が7.2V 16Whに対し、Leica Q2が7.2V 14Wh)
普段の撮影でも500枚程度撮影してもまだバッテリーが30%程度残ったりしているのでLeica Q3のバッテリー持ちに関して不満はありません。
とはいえ充電するのが難しい状況などもあり、よりバッテリーが長持ちすることが好ましいことには間違いないです。
本記事ではLeica Q3のバッテリーを長持ちさせる設定についてまとめました。
Leica Q3のバッテリーを長持ちさせる設定
その1:EVFのフレームレートを60fpsに設定
(Display Settings) > (EVF Frame Rate)を「60 fps」に設定
高いEVFのフレームレートは当然ながら負荷をかけてしまいます。
その2:EVFアドヴァンスド設定の利用
(Display Settings) > (EVF-LCD)を「EVF Extended」に設定
撮影時はEVFのみを使用し、写真再生やメニュー操作時はファインダーのセンサーによってモニターとファインダーの使用を切り替える様にします。
その3:EVF・モニターとオートフォーカスの自動オフ
(Camera Settings) > (Power Saving) > (Displays/AF Auto Off)をより短い時間に設定します。
当然ながらモニター類の表示時間を短くすることは省エネに有効な手段です。
その4:自動的に電源OFFにする。
(Camera Settings) > (Power Saving) > (Auto Power Off)もより短い時間に設定します。
一定時間カメラを操作しない場合に電源をOFFにするようにします。
その5: WiFiとBluetoothをOFFにする。
(Leica FOTOS) > (Connectivity) を「Off」に設定。
iPhoneやスマホとの接続が不要なのであれば思い切ってWiFIとBluetoothをOFFにしてしまうのもありかと思います。
ジオタグだけは必要なのであれば「エコモード」に設定することで、Leica FOTOS使用中だけWiFiがONとなり、Bluetoothだけは常時オンとなるのでジオタグの利用が可能となります。
その6:オートフォーカスをAF-Sにする。
(Focusing) > (Focus Mode)で「AFs」を選択。
インテリジェントAFやコンティニュアスAFはCPUに高い負荷を与えます。
まとめ
Leica Q3のバッテリー持ちを長持ちさせる設定をご紹介しました。
Leica Q3はもともとバッテリー持ちが優秀なだけに欲張ってしまいますね。
こういった設定でもバッテリー持ちが改善できない、もっと長時間運用したいという方は追加のバッテリー購入を検討しましょう。