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ライカQ3のケースを選択する
性能もさることながら洗練されたデザインのLeica Q3。
日々の撮影活動において思わぬ傷から保護するためには、適切なケースが必要不可欠です。特にLeica Q3のカメラケースは単にカメラを保護するためだけのアクセサリーではなく、そのデザインの美しさを引き立てることが絶対で、かつ同時に実用性を高めてくれるものが望ましいです。
この記事では、Leica Q3用の純正ケースとサードパーティ製ケースを比較し、それぞれのデザイン、使い勝手を比較したので紹介します。
純正ケースのレビュー
純正ケースはブラックを購入しました。価格は37400円とお高い。
さすが純正ケース、かっこいいです。本体とは違う質感のツルツルした革というテクスチャーです。
装着したからグリップがよくなるということはなく、保護に徹したケースという印象ではあります。
USB-CやHDMI端子にはアクセスできません。毎回ケースを外す必要があります。
充電はバッテリーを毎回外して充電してね、もしよかったらもう一個予備でバッテリー買ってね戦略なんでしょうか。
背面はほぼ剥き出しというデザインです。
底にはLeicaの刻印があります。かっこいいですが普段見ることはないです。
底面の蓋を開けることでバッテリーにはアクセスできますが、SDカードにはアクセスできません。毎回ケースを外す必要があります。
なお、バッテリーにアクセスする際に蓋を開けると予備のメモリカードを装着するポケットがあります。すこしきついです。
ちなみに重量は93.3g。軽量の部類とはいえ、Q3本体の重さ743gの一割超えです。できるだけ抑えたいところではあります。
それよりなにより後で述べるサードパーティ製と比べて純正ケースが一番劣るポイントと考えるのが次の写真です。
ケースをつけなくてもこうなるんですが、Q3はレンズが重いせいで、バランスを崩して鏡筒部分が傾いて床にごっつんこしてしまいます。
自宅ならまだしも、外出先などでなんとなく置いたら鏡筒部を傷つけてしまう可能性があります。
サードパーティ製ケースのレビュー
購入したケースはこちらのKoowl製です。AliexpressだのAmazonだのいろいろ見ましたが、質感が高そうでSDカードにもバッテリーにもケーブル端子にもアクセスできるケースということで選定しました。
また「これぞ純正っぽい」というレビューがあったのが決め手です。
値段も15000円ほどと純正に比べるとだいぶ財布に優しいです。
装着した姿がこれです。かっこいい。素材感がQ3のボディ部と類似していてこっちが純正かと思ってしまう仕上がりです。グリップ部の仕上がりも自然です。もちろん持ちやすさも抜群に上がります。
ロゴ周り。Leicaロゴ部分をさりげなく切り抜いたデザインがにくいです。またボディとの素材感が統一感が良くわかると思います。
右側前面から。こちらも切り抜きデザインとなっています。
左側面から。USB-CとHDMI端子にもアクセスできるようになっています。
右側面から。グリップがせせり出しますがデザイン面での違和感はありません。
底面です。バッテリー及びSDカードにアクセスできるように空間が開いています。保護部分のため少し底上げしたデザインとなっています。
ちなみに重量は71.1gです。超軽量とはいえないものの純正より20g程度軽いことはポイントが高いです。またQ3本体の重さ743gの一割を超えていません。
そしてそして懸念となっていたボディと鏡筒部のバランスについてはいかがでしょうか。
なんと立った立った、Qララが立ったです。底面の部分が貢献しているのか、鏡筒部が前のめりにならないです。これは非常に大きなポイントです。
まとめ
以上純正品とサードパーティ製のケースの比較を紹介しました。下記に両製品の良い点を挙げます。
純正ケースの方が優れている点
- 純正ならではのブランド感、安心感
- ツルツルした革テクスチャーが好みの場合は◎
- メモリカード内蔵ポケットがある
Koowl製ケースの方が優れている点
- Q3と似たような質感が好みの場合は◎
- 若干重量が軽い
- バッテリーに加えて、SDカードスロット、USB-CとHDMI端子にもアクセスできる
- ハンドグリップがあるためハンドリングが安定する
- ケースを付けることでレンズの重量によりバランスを崩すことがなくなる
- 値段が安い(1万数千円〜2万円、カラーにより異なる)
- いろいろなカラーバリエーションもあり
ベストなケース探しの参考になれば嬉しいです。
私は純正ケースの方は箱に戻しました!